緊急事態宣言が出されてから販路先が激減してしまいました。3月~6月に予定していた10カ所あった百貨店催事も含めたイベントは全て中止。夏以降のイベントも白紙です。週2回行っていたバナナ園バスツアー(25人参加)も6月時点で30回以上が中止。この後の再開の見込みも立っていないことから、年内の約80回のバスツアーで予定していた2,000人以上の来園が消えてしまいました。また毎月2回農業支援で行っていたバナナ農業体験(1回50人参加)も年間1,000人参加が全て中止です。
現在おかやまおひさまファームでは350本のバナナの樹を育てています。1本の樹から年間約200本のバナナが(A品は半分の約100本)総数では約70,000本のバナナが育ちます。月にすると毎月約5,800本のバナナが収穫されます。この一部はお取引きが出来ているスーパーマーケットや営業を再開した飲食店などへ出荷が出来ます。しかし催事用に販売を予定していたバナナは行き場を失ってしまい大変困惑しています。生産量もやっと少し増えて来て、農園で働いているスタッフが愛情を込めて育てたバナナを消費者へ伝えられるようになってきたところで、このコロナの騒動です。しかしここで立ち止まる訳には行きません。おかやまおひさまファームのバナナは有機栽培で大切に育てている、とても品質の高い(グロスミミシェル種)美味しいバナナです。輸入のバナナとは全く違うこと知ってもらいたい。是非この機会にお試しください。