「土佐ジロー」は、高知県の特産鶏で、親は天然記念物の土佐地鶏(雄)と米国原産のロードアイランドレッド(雌)をかけ合わせた一代雑種です。
少し変わった名前の由来は、親鶏である土佐地鶏の地(ジ)とロードアイランドレッドの(ロー)から来ています。
飼養管理は、「土佐ジロー飼養マニュアル」に基づいて、飼育方法が厳格に取り決められており、そのルールに基づいて指定の飼料(非遺伝子組み換え)を与え、「放し飼い」でストレスのない環境で育ています。
これに加えて、私の農場は上流域に民家がない場所に位置していることから、きれいでおいしい湧水を飲み、のびのびと育ったジローが産む卵は自然の恵みが凝縮された味わいで、卵黄独特の臭みが無く、甘味のある卵となっています。小ぶりな卵で37g~47g程度の大きさではありますが、味はしっかりと食べ応えがありますのでオススメのレシピは卵かけごはんと半熟のゆで卵です。
また、「土佐ジロー協会 飼育マニュアル」によると、栄養価も高く、鶏卵可食部100g中の成分は、164kcal(市販卵より+13)、βカロテン50μg(同+33μg)、ビタミンE1.8㎎(同+0.7㎎)という値となっています。
冷蔵保存で2週間程度は生食可、加熱調理なら1カ月程度はもちますので、いろいろなレシピを楽しみながらお召し上がりいただけます。